平成19年度 三十三間堂遠的射会

普通の写真は本家のほうにあるのでここでは普段あまり語られない裏側について 僕の視点から紹介したいと思います。

三十三間堂での射会はテレビや新聞で新春の風物詩として紹介されるほど知名度の高い大会です。
この年成人した女性が華やかな振袖を着て大的を狙うこの大会は江戸時代の通し矢を端に発したものだということも 弓道部員ならご存知でしょう。

今回はそんな華やかな大会の最も異なる点である、カメコの生態について明らかにしていきたいと思います。

だいたい言えることは
@カメラマンはだいたい年配の男性
A狙われるのは振袖を着た女性のみ(複数いると確率UP)
Bチャンスを逃がさないために望遠レンズを装備

ここにもあそこにもここにもいっぱい
タスキ掛け指導所を盗撮
これはさすがにヤバイ
真剣そのもの

左上の様に振袖が何人か集まって記念撮影をしようとすると囲まれる。

中上、右上はその様子を被写体目線から撮ったもの。
”被写体”が美人であればポーズを求められることもあるというし、
住所を教えてくれれば撮った写真を送ると言ってくる人もいるようだが完全にこの射会の趣旨を忘れてるとしか思えない。
また、石灯籠や立ち木によじ登る者もいてマナー面でも良いとは言えない。

このように見事に一眼に囲まれているが、誰一人として撮影許可を求めてきた者はいない。
この場で袴を着付けているものは撮られて当たり前のようである。

このような現状を踏まえこれから成人を迎え、三十三間堂で弓を引かれる方&引きたい女性は十分ご留意いただきたい。

ちなみに出場者(つまり袴)なら拝観料は無料になる。壮絶な通し矢の資料が見れるし、千手観音も拝める。

トップページ写真>ここ